名古屋正教会

Nagoya Orthodox Church

ハリストスの死と復活

復活祭の説教から

ジアンザスのグレゴリイ(四世紀の師父)

 きのう、私は、彼とともに十字架に釘付けられた
  きょう、私は、彼とともに光栄を受ける
 きのう、私は、彼とともに死んだ
  きょう、私は、彼とともに生きるものとされる
 きのう、私は、彼とともに葬られた
  きょう、私は、彼とともによみがえる

 私たちのために苦しみを受けよみがえられたお方に、
 私たちの所有物の中から、神にとって最も貴重なもの
  そして最も相応しいもの、
 そう、「私たち自身」をささげよう。

ハリストスが私たちのようになられたのだから
  私たちがハリストスのようになろう
私たちのために、ハリストスは人となったのだから
 私たちも彼のために、神のごときものとなろう

私たちにより善いものを与えるために、彼はより悪いものを身にとられた
 私たちを豊かなものにするために、彼はご自身の遜りによって貧しくなられた
私たちが再び自由を勝ち取るために、彼は僕の形をお受けになった
 私たちが引き上げられるために、彼は降ってこられた、
 彼によって私たちが誘惑を克服できるように、彼は試みられた
 私たちを光栄あるものとするため、彼は不名誉を受けられた
 私たちを救いだすため、彼は死なれた
堕罪によって打ち倒された私たちをご自身に引き寄せるために、彼はのぼられた

私たちのためにご自身を贖い代、和解の献げものとしてお与えになった方に、
      すべてを与え、すべてをささげよう
肉体を藉られた神、私たちを生かすために死なれた神が、私たちには不可欠だった
私たちは、きよめられるために、彼とともに死に渡された
 彼とともに死んだのだから、彼とともによみがえらされた
彼とともによみがえったのだから、彼とともに光栄を受けた
主の御血の滴りが、被造物全体を再創造したのだ!