名古屋正教会

Nagoya Orthodox Church

4、奉献礼儀

 私達は、聖体礼儀の最初の部分を見ることが出来ません。それは、人々が教会に集まってくるとき、王門が閉ざされている間に至聖所で行われているからです。そのとき、司祭は奉献台の前に立って、私達のパンとブドー酒の贈物を準備しています。このお祈りの部分は、奉献礼儀あるいは準備と呼ばれています。

 第一に、司祭はポティールという容器に水とブドー酒を注ぎます。次に、司祭は奉献に用いられるパンを切ります。奉献に用いられるパンは、プロスホラ(聖パン)と呼ばれています。

 それは特別の型に、特別の方法で焼かれたもので、その上には特別の印のスタンプがおされています。この聖パンを焼くのは教会の信徒の一部の人ですが、それが神に献げられる時は、教会全体の人々の贈物として献げられるのです。司祭はその聖パンを小さく切り、ディスコと呼ばれる皿の上にのせます。その右には、神の母マリアを記憶する小片が並べられます。その左には、聖人達を記憶する九つの小片が並べられます。その下には現在生きている神の民(教会の信者のこと)そしてその下には、既に世を去った神の民の記憶のために小片が並べられます。司祭がこれらの全ての小片をディスコの上に並べ終えた時、神の教会に属する全ての人々は聖体礼儀のために集まります。これらの人々は、全て神の家族であり、神の教会なのです。